2024/10/11
東インドネシア地域交流
東インドネシア諸島 ティモール島
観光地として世界的に有名なバリ島から飛行機に乗って東に向かって1時間半、東インドネシア諸島州の州都クパンに到着します。
空港に降り立った途端、ここは本当にインドネシア?と思うような乾燥した空気。
インドネシアはほとんどの地域が熱帯雨林気候で、緑豊かな湿った空気が特徴と言えます。
そんな中、ティモール島は位置的にもオーストラリアにとても近く、気候もサバナ気候、オーストラリア方面からの季節風の影響を受けて、乾燥した空気と明るい太陽が特徴的です。
湿気が少なくて過ごしやすい一方、ほぼ石灰岩で成り立っている土壌に乾燥した空気、農作物の栽培には決して適している土地ではありません。
インドネシアの主要都市から離れた位置にあることもあり、開発は遅れており、乾季になると多くの川が枯れて水がなくなり、また雨季には雨を吸収しない土壌ゆえ、川が氾濫し道路にまで川の水が上がり通行できなくなるということが毎年起きています。
水不足と洪水を繰り返しながら、ティモールの人たちは、昔からの知恵に基づいた力強い生活を行っています。
これから少しずつ、ティモール島について、ブログで紹介出来たらと思っています。