インドネシアは、人口約2億6,800万を超えた世界第4の人口大国で、隣国のマレーシアやタイなどと異なり、輸出依存度が比較的低く世界金融危機などに大きく左右されずに成長を続けています。
南国で豊かな資源をもち気候に恵まれた大国で、超富裕層は2025年まで年間67%増加すると予測されています。世界平均が27%と予測されているのでその約2倍です。
富裕層、中間層、下層と隔たりはあるものの、労働者階層とされる人々の生活も困窮という訳ではなく、生活をするに困らないという状況にあります。
成長を続けるインドネシア主要都市から、日本での就労を希望して日本語を勉強する若者たちには「出稼ぎ」という感覚を持っている割合が、年々少なくなっています。技能実習であれば短期間の就労で資金を貯めるという目的も多くありますが、特定技能として、特に専門性が必要とされる分野での就労を希望する若者たちは、子供のころから見ていたアニメにある日本での生活・習慣や食事などに憧れを持っていて、言い換えれば日本の良いところを夢みて、そんな国に行って役に立てる大人になりたい。といった希望を持っている若者が多くを占めています。
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