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2020/09/18

生活サポート

建築現場の技能実習生に思う事

先日、技能実習生として建築現場で働くある若者から相談を受けた。
彼は3年契約で来日しているが、仕事がキツくて、頻繁に叩かれたりすることに耐えられなくて、
あと数日でインドネシアに戻ることになっている。という。
出来る事ならば、他の業種で実習生を続けたい。という内容。。。

今はcovidの影響もあり、技能実習生も雇い元理由により早期解雇などの場合、
仕事場を移ったり、転職をすることも許されている。

何とかならないか。という切実な相談と、あと数日に迫っているという事もあり、
とりあえず、管理組合にお話しを伺った。
通常は、他の管理組合に連絡をするというのは、第三者が口をはさむようで大変ためらわれるのだけど、
彼は帰国について納得ができていないという事だったので、管理組合に電話をすることにした。

対応してくださった担当の方は、大変丁寧な穏やかな方で、
不躾な電話にも関わらず、親切に対応をして下さり、これまでの成り行きを説明してくださった。

お話を伺うと。。。
相談をしてきている子は、歳も若く、決して機敏に動けるタイプではなく、現場ではやはり厳しく指導を受けることもあったというもの。
その旨の相談を受けた担当の方は、何度も現場の方と話をして下さった。
叩く(コツく)という事は実際にあったことは現場でも認められて、そのような事がないようにお願いして下さった。
しかし、現場は危険が伴う事もあり、言葉でわからないときは身をもって注意をすることも必要という意見。
それは尤もである、とも思える。

そのようなやり取りが続き、現場でも彼一人を特別扱いすることはできない事。
他の子たちは、同じ状況でも仕事を続けている事。
それでも彼は耐えられないという事。続けられないという事。
色んなことを検討して、一年で終了してインドネシアへ帰ったほうが、若い子の大切な時間を強引に奪うよりも良いのではないか。
という判断となり、帰国を進めることになった。
それに対して、彼も他に選択肢がないのであれば。と了承をしたという事。

担当者に伺ったことを彼に確認すると、間違えてはないと。

そして、担当者の方は、技能実習を満期でなく終了したのちにも、
他の分野の特定技能の試験に合格すれば、また申請手続きをして日本で就労することもできる。という事まで調べてくださっていた。

彼にも、特定技能というシステムについて詳しく説明をして、
インドネシアに戻ってから、弊社が提携している送り出し機関に登録をして特定技能を目指す、という方向で納得をして帰国した。


数日前にそんなことがあり、今日偶然現場仕事をしている若者を近くで観察する機会に恵まれた。
自宅マンションの大改修工事で、7階までの足場組みを、今日ちょうどうちの目の前で行っていた。
落としたら大変なことになる鉄骨を組んでいく。
リーダーが声掛けしながら指示を出していく。
ずっと見学をさせて頂いた。

私なりに出た結論は。
現場仕事は、もちろん若い人材が不足していることは承知しているけど、
言語的にコミュニケーションをしっかり取ることができない、技能実習生や特定技能生には、かなーりハードルが高い。
危険が伴い、周りに危険を与えてしまう事にもなる。

これからの建築現場へ人材は、一旦考えてみようと思っている。

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